仙人長寿功 |
1.予備式 |
1)動作 |
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2)呼吸 |
自然呼吸 |
3)意念 |
下丹田 |
2.震動巧 |
1)動作 |
肺・心臓の上下マッサージ、次に肝臓・脾臓の上下マッサージ、腎臓のマッサージ、最後に丹田のマッサージを順次行う。この時、体を上下にゆすりながら湧泉から邪気を除くイメージが肝要である。 |
2)呼吸 |
自然呼吸 |
3)意念 |
リラックス、内臓全体まで震動する。 |
4)巧効 |
体全体が温かくなる、次第に汗がでる。 |
5)巧理 |
震動により経路、気血が活性化される、奇絡八脈も調整される。 |
3.左右転肩 |
1)動作 |
横隔膜を広げるイメージを持って、前から後ろへ肩を回転・後ろから前へ肩を回転させる。 |
2)呼吸 |
自然呼吸 |
3)意念 |
肩の回転と同時に左右の内臓も上下摩擦する意識。 |
4)巧効 |
肩を上下することにより、肺臓、脾臓を引き上げ、右肩をあげることにより肝臓に刺激を与え、三焦経に良い影響を与える。 |
4.双転肩 |
1)動作 |
腕を前から後ろへ回転させながら肩甲骨を合わせる。反対に後ろから前へ肩甲骨を合わせて回転させる。 |
2)呼吸 |
自然呼吸 |
3)意念 |
骨の内の特に鎖骨・肩甲骨の開閉、上半身の筋肉全体を意識する。 |
4)巧効 |
上半身を開発し、心臓、肺臓の病気に効能がある。 |
5.蠕動巧 |
1)動作 |
脊椎を一個一個動かす意識を持って背中を前から後ろへ大きく回転させる。反対に後ろから前へ大きく回転させる。 |
2)呼吸 |
自然呼吸 |
3)意念 |
人の骨格の中心である脊椎の骨の一個、一個を意識しリラックスして前後に動かす。 |
4)巧効 |
骨、関節、中枢神経、脳、ホルモン、内臓、内分泌に好影響を与える。 |
6.龍遊巧 |
1)動作 |
体を頭の部分、腹の部分、大腿の部分の三つに分けて円を作るように左から又右から回転させる。 |
2)呼吸 |
自然呼吸 |
3)要求 |
体は腰の部分から揺らす、頭の部分と腹の部分、大腿の部分の三っの部分に円を作るようにする。 |
4)意念 |
人の骨格の中心である脊椎の骨一個、一個を意識しリラックスして蛇が歩むように左右に揺らす。 |
5)巧効 |
骨、関節、ヘルニア、内臓、ホルモン、自律神経の調整。 |
7.上環巧 |
1)動作 |
頭は垂直に保ち、肘は左右に無限記号を描くように回転させる。手の動きと骨盤の動きは逆の動きをする。 |
2)呼吸 |
手を押すときに吐き、引くときに吸う。 |
3)要求 |
頭は垂直に保つ、肘は左右細長い無限記号を描く、骨盤の左右を上下させる。 |
4)意念 |
脊椎の3456番および肩のツボ、心、肺のツボ、腸骨、骨盤を意識。 |
5)巧効 |
心臓、肺臓、腎臓機能の活性化、男女ホルモンの調整。 |
8.双環巧 |
1)動作 |
両手の間に気の球の存在を意識して、気の球を両手によって充分に練る。 |
2)呼吸 |
自然呼吸 |
3)意念 |
両手の間に気の球が有ることをイメージし、その球を落とさないように左右に移動する |
9.収巧 |
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足は肩幅のまま、両手は自然に下げる、息を吸いながら両手を横から上に揚げ、頭の上で円を作り、百会より光を入れて両手を正冲線に沿ってゆっくりと下げる、上丹田→中丹田→下丹田に収める。これを三回ゆっくりとして、さいごに両手を上に腰に沿え、後ろから横に廻し、前に廻して大きな気を抱え、その気を丹田に収めて、気をじっくりと味わって終了する。 |