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Web Magazine 忙中閑話 Vol.3

【見学会報告】財務省造幣局東京支局 「防排煙No.43」掲載
株式会社 アサヒ産業
品質管理部 部長
黒瀬 厚志
 井上陽水の歌に、「東京」というのがあります。はとバスに乗って、東京都内を巡るっぽい内容の、軽やかな歌で私のカラオケレパートリーの一つなのですが、今回の企業見学会は、その歌を思わず思わせるような内容で、都内の幾つかを勉強しに出かけて参りました。
 工業会事務局は東京都に所在し、会員の多くは東京近辺に所在することもあり、今まで見学会は少し足を延ばして、東京郊外に出かけることが多く、案外都内をターゲットにすることはなかったと思います。その様なことで、今回の見学会は自分自身(私の会社も都内にあります)も新鮮な気持ちで参加させていただきました。
 以前、JR京浜東北線、王子駅近くの大蔵省造幣局でお札を作るところを見学させていただたことがあります。そのイメージでいましたら、今日は補助貨幣(硬貨)の工場と言うことで両方見られるチャンスから自分自身は凄く得をした気分でした。
 特に来年発行される・・・・・・記念硬貨の製造工程を見ることが出来たのは、何となく得をした気分です。1000円の額面ですが、5000円ほどで販売され、もちろん数量限定ですからここの職員さんたちもはがきの応募に参加する程にレアで人気のある、国内で初のカラー(彩色付き)硬貨なのだそうです。
 よく、プルーフ硬貨セットと称し、全部で800円位の新発行硬貨のセットを8000円ほどで販売されていますが、どえらい高いなぁと思っていましたが、ここでの製造工程などを見てしまったらその様な気持ちは一気に吹き飛んでしまいました。一般流通硬貨とは全く別の専属ラインにて、一個一個職員さんがプレスし検品しバフ仕上げから表面のアクリル樹脂塗装まで、たとえば1円硬貨に果たして幾らくらいコストを掛けているのかちょっと想像できませんでした。高いわけだわ・・・・・・。
 普段何気なく使っているコインですが、しみじみと小銭入れをのぞき込みながら、今度は、全く違う角度からお台場のフジテレビに向かいました。

 今回の企業見学会コースは、学生奨励学習コースと言うことで、まさに勉強のためのコースですがあまり堅いところばかりでは、一日疲れてしまいますからね。フジテレビでそのときの撮影出演タレントに出会えるのもおもしろいのではないかなと思います。今日は、榊原郁恵と小堺かずき出演の何かの番組撮影を行っていましたね。お料理番組の様ですが、郁恵ちゃんきれいですね。笑顔がとてもいいな、テレビで見るよりも美人でしたよ。それから屋外で、お笑いタレントの岡村さんと矢部さんが、おもちゃのマーチの兵隊風コスチュームでおどけていましたよ。クリスマス番組用かな。あの二人よく見ていると、撮影スタッフに対する気配りに相当のものがあり、彼らの優しさを垣間みることができ、内心うれしくなりました。決して彼らのファンではないのですが、好きになりそうです。
 とにかく風が強くもともと埋め立て地であるこの地区は、まだまだ発展中のこのお台場地区にある高層ビルのビル風と相まって、せっかくのかっこいい頭髪が乱れに乱れまくり早々に次の目的地に向かいました。
 米国の同時多発テロの影響により、現在国会議事堂見学は、現職議員の紹介がないと入館出来ないことになっています。工業会は、羽田孜代議士に依頼し入館許可をいただいたとのことですが、私たち一行の前に小学生の大集団がいたために直ぐに入館出来ませんでした。空港などと同じような持ち物検査をするためのセンサー付きゲートをくぐり、階段の上り下りを繰り返し、結構歩き回らされましたよ。
 建物の細部をじっくりと見てみると、鋳造による窓枠や開閉用金具、一体型のサッシや、ゆがんだ床・・・・日本の古を感じさせるものが随所にありましたね。天井の吹き出し口の唐草模様?風装飾などはとても印象に残っています。

 天皇や、皇室の控え室の装飾、金の飾りなどにうっとりとしていると、肝心な館内説明を聞き逃すところです。正面から入館するのは、新しく選ばれた議員の初登庁(というのかな)時と、天皇、海外のVIPなどが来館されたときなどの年に数回だけとのこと。半分開かずの扉みたいと言うと怒られそう。

 きめられたコースを指示通りに進むと、建物外に急にでます。再度屋内に入るのかなと期待して裏庭風の道を歩いていると、なぜかそのままお帰りくださいというように、出口(議事堂の正面)になってしまいました。お役所風だなと感じたのは私だけでしょうか。
 ただ、途中、道の両側に植えられている植林を見てみると、各都道府県を代表する樹木が植えられていて、一応ここは全国区なんだなと改めて思いました。

 今回の見学会は懇親会の予定が無く、その後、東京駅で解散となりましたが、気の合った方たちは多分、まだ明るい時間であってもどこかの扉を開けに出かけたことと思います。
 東京は私の地元ですが、なかなか地元のどこどこに等というのはきっかけ(今回の見学会など)が無いと出かけないものです。その様なことで地元の見直しみたいな気分で参加させていただいたのですが、この企画などを行い、参加者26名全員無事にリードしてくださった、役員、事務局の関係の皆さんに大きな感謝したいと思います。お疲れさまでした。

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