装置のメンテナンス

重要

防火ダンパー用の温度ヒューズ装置は

メンテナンスが必要です

ポイント

★ 自主適合マーク品以外は信頼性に欠けます。
★ 竣工後6年目頃から機能の低下が見られます。
★ 温度ヒューズ装置の錆・汚れ等は、外観上で経年変化が判断できます。

点検方法

  1. ダンパーの手動による閉鎖が正常に作動することを確認する
  2. 自動閉鎖装置(開閉器)が正常にセットされていることを確認する。
  3. 自動閉鎖装置から温度ヒューズ装置のねじを緩めて抜き取る。
  4. 温度ヒューズ装置の先端部(ヒューズ取付部)の汚れ具合を目視で確認する。
  5. 次の事項に該当するときは温度ヒューズ装置又はヒューズを速やかに交換する。
    • ヒューズが黒ずんでいる
    • ヒューズに油脂が固着している
    • ヒューズに塵埃が付着している
    • ヒューズが変形している
    • 温度ヒューズ装置が腐食している
    • 上記以外の異常が認められるとき
  6. ダンパーを閉鎖作動させた後、復帰させた場合の異常の有無を点検し、関係部位が元の状態に戻ることを確認する。

劣化状態の写真

 会員各社の温度ヒューズ装置

  • A : 空研工業
  • B : 協立エアテック
  • C : ニッケイ、三功工業所、ホーエー、協同工業、日伸工業、檜工業
  • D : ダイリツ、日伸工業、クリフ、金川鉄工所、檜工業
  • E : 大東テック、協同工業
  • F : 深川製作所、大栄技研工業